- 奈月
災難はギフトになる
こんにちは、なつきです。

私の住む地域は、今日明日はずっと雨です。
雨が降るとどう感じますか?
外に出られなくてつまらない
洗濯物が乾かなくて嫌だ
空が暗くて憂鬱
雨というと、マイナスなイメージを持ちやすいですね。
私も、天気予報で雨マークが出ると、反射的に「雨か〜(嫌だな)」と思ってしまいます。
でも、雨が降ること自体はマイナスなことでもなんでもない。
ただ雨が降る、そういう自然現象が起こるだけなのです。
雨が降ることでがっかりしたり憂鬱になったりするのは、その人が雨=嫌なものと捉えているからです。
雨が降って喜ぶこともあります。
例えば、我が家は家庭菜園で野菜や果物を作っていますが、晴れの日ばかりが続いて雨が降らないと、野菜は大きく育ちません。
太陽の光も必要だけど、雨もとても大切です。
それに、夏野菜には夏らしい気候が、冬野菜には冬らしい気候が必要です。
人間にとって不快と感じる気候だって、野菜や果物には欠かせないものなのです。
だから、もし今のあなたの見えている世界が災難だとしても、困難に思えたとしても、暗闇に見えたとしても、見方を変えれば「ギフト」なのかもしれません。
暗闇に見えているのはほんの一面のことで、反対側から見たら光り輝いているかもしれません。
否定的想念によって攪乱(かくらん)されたときは、反対のもの【肯定的想念】が念想されるべきである。
それがプラティパクシャ・バーヴァナである。
(ヨガ・スートラより)
物事は常に中立です。
そこに良いも悪いも、プラスもマイナスも、ポジティブもネガティブもありません。
そう感じているのはあなたの心です。
その災難は、困難は、暗闇は、本当にそうですか?
災難はギフトにもなる。
まだまだ大変な時期は続きそうですが、いつか「あの日々を乗り越えて良かったね」と笑える日がきますように。
なつき