『動くヨガは全て〇〇ヨガ』

ヨガスタジオのプログラムや、本屋さんのヨガコーナーを見たことがありますか?
そこには、ありとあらゆる「~ヨガ」という言葉が並んでいます。
よく見かけるのは、ハタヨガ・アシュタンガヨガ・パワーヨガ・陰ヨガ・ホットヨガ・キャンドルヨガ・マタニティヨガ・シニアヨガなどです。
それだけではなく、ヨガインストラクターが独自にヨガクラスの名前を作ったり、
エアリアルヨガ・筋膜リリースヨガ・リンパヨガ・ラフターヨガなど、特定のテーマを表す名前がついたり、本当に様々なヨガの名前があります。

私も、自分のヨガのセッションに「本当の自分を生きるヨガ」と名付けています。


そうすると、初めてヨガをやってみようと思った人は、「種類がありすぎてどれをやったらいいかわからない!」となりますね。
私もヨガを始めた頃は、ヨガスタジオのプログラムを眺めては「これはどんな内容なんだろう…ハードなのかゆるいのか、楽しいのかな…よくわからないな」といつも迷っていました。
 
でも、実は
身体を動かしていろんなポーズをやるヨガは、全て同じ種類なのです。
 
ヨガの歴史の中で、ポーズをやるようになったのはつい最近です。
そのヨガのポーズができる前、ヨガには4つの道がありました。
 
①カルマ・ヨガ(行動のヨガ)
日常で無執着・無私の行為を大切にする


②バクティ・ヨガ(信仰のヨガ)
目の前の世界全てを信愛し、身を捧げる


③ジニャーナ・ヨガ(知識のヨガ)
正しいヨガの知識を探求する


④ラージャ・ヨガ(王のヨガ)
心・身体・精神を総合的に高める
 
この④ラージャ・ヨガの身体を高める部分から
、江戸時代頃に「ハタヨガ」が生まれました。

ハタとはサンスクリット語で「力」という意味で、身体的な鍛錬を重視するヨガであり、ここで様々なヨガのポーズが誕生しました。

参照→『ヨガのポーズができたのは〇〇時代』

それまでは瞑想を中心とした精神のコントロールを重視したヨガだったのに対し、ハタヨガでは身体を重視しています。
そして、現代でメジャーになったあらゆる「ポーズをやる動くヨガ」は、全てこのハタヨガになります。
どんな名前がついていても、ハタヨガです。
アシュタンガヨガ、パワーヨガ、ホットヨガ、マタニティヨガも、全てハタヨガという種類です。
ただ、ハードに動くヨガもリラクゼーションを重視したヨガも「ハタヨガ」と言うと区別がつかないので、それぞれ独自の名前をつけてるというわけです。
 

このように、本来のヨガの種類はカルマヨガ・バクティヨガ・ジニャーナヨガ・ラージャヨガですが、そこから派生したハタヨガ、さらに無数の名のついたヨガが存在しています。

どれをやればいいのか迷うところですが、裏を返せばたくさんの選択肢があり、私たちはどんなヨガをやるかを自由に選べるということです。

私たちは骨格や筋肉の付き方、性格や生きるペース、得意なことや好きなこと、年齢や性別などそれぞれ個性があります。

ぜひ、あなたの個性にあったヨガを見つけてほしいと思います。

(Jun 01, 2018)

© 2013 by Natsuki Uchiyama. All rights reserved

  • facebook